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2010年11月6日現在 328 種登録

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(参考書籍)
山渓「日本の海水魚」釣りサンデー「釣魚検索」「新さかな大図鑑」「釣魚図鑑」
エンターブレイン「遊遊さかな大図鑑」
(参考WEBサイト)
「WEB魚図鑑」「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑」

2010年11月 6日

セダカスズメダイ

suzumeL.jpg 標準和名:セダカスズメダイ
学名:Stegastes altus (Okada and Ikeda,1937 )
属:スズキ目スズメダイ科クロソラスズメダイ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:門川町
撮影日:2009年10月
写真の魚のサイズ:15Cm

特徴など:
日本から台湾にかけて広く分布するようで、さほど珍しい魚でもないようだが、釣魚としては微妙で、私は2009年に初めて釣った。テトラの穴に仕掛けを垂らして釣れたもので、普通の釣人ならそんな釣りはしないだろう。
だたこの時もデジタルカメラを忘れていて、この魚を含む撮影したい魚はクーラーボックスで持ち帰って、写真はすでに絶命しているものだ。

普通生息しているのは波の荒いサンゴ礁域の浅場のよう。

ハナアナゴ

ハナアナゴ中.jpg 標準和名:ハナアナゴ
学名:Ariosoma anago (Temminck and Schlegel,1846 )
属:ウナギ目アナゴ科ゴテンアナゴ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:門川町
撮影日:2009年7月
写真の魚のサイズ:約50Cm

船キス釣りで釣れた珍しい長物だ。こんな魚が釣れた場合、なんとなく船も賑わう。「うみへびじゃないですか?」「新種かもよ」なんて会話も飛び出したりするのだが、私の見立てでは「クロアナゴ」ではないかと思った。その時、特徴を知っていた訳ではないけど。
後できちんと調べたら、ハナアナゴに行きつく。

魚の同定は、いろんな図鑑を見て似通ったものから更に絞っていくのだが、この魚の印象から割と太めで眼が大きい。吻がちょっと尖っている(極端ではない)尾鰭下方部が黒い(これは大きな決め手)頭部のちょっと後ろに2つの割と明瞭な暗色帯がある。なんてことになる。こんな特徴を持っているのがハナナナゴと言うことで、もし、何処にもあてはならないと新種なんてことにもなるのだが。

長物でもウミヘビやウツボなどと比べて気味悪く感じないのは、その長さもあるが顔の印象だろうか。魚種がきちんと区別できなくても危険を感じない魚だった。

ダテハゼ

ダテハゼ全体.jpg 標準和名:ダテハゼ
学名:Amblyeleotris japonica Takagi,1957
属:スズキ目ハゼ科ダテハゼ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:門川町
撮影日:2009年10月
写真の魚のサイズ:12Cm

特徴など:
普通に釣れそうなこの魚。昔見た事があるような無いような。噛みつく奴じゃなかったかな?確かイトヒキハゼ・・・
昔釣った事があるイトヒキハゼは、思いっきり噛んできたので、その印象があり、どうにも握ることを躊躇したが、雰囲気的にというか、その攻撃的な態度がないし、ちょっと様子も違うと思った。

写真を残して海に返したが3匹釣れた。
朝鮮ゴカイを餌にして、簡単な投げ仕掛け。底は泥砂のようだけど、この魚が釣れる時は根掛かりしたような感触の後上がってきた。餌を加えて巣穴などに潜るのではないかと察する。

結構深場に居るらしいけど、釣れた場所は恐らく水深が3~5m程度。

ニセゴイシウツボ

nisegoiutubo.jpg 標準和名:ニセゴイシウツボ
学名:Gymnothorax isingteena (Richardson,1845 )
属:ウナギ目ウツボ科ウツボ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:日南市大島
撮影日:2009年11月
写真の魚のサイズ:約1m

特徴など:
碁石が敷き詰められたような模様だからゴイシウツボ?・・・ならば「ニセ」は何なんだろう。ヘリゴイシウツボという種はあるようだけどゴイシウツボは無いみたい。
まずはその疑問からこの魚の事をネットで調べてみたら、案外同じ興味がある人も多いようで、すぐに解決した。

つまり、最初は2種に分れたんだけど、後でこの2種が同一種だと言う事が判ったんだそうだ。なぜにゴイシウツボが消え、ニセゴイシウツボの名が残ったのかは不明・・・
想像だけど、一般的に見られるサイズのものが「ニセ・・・」とされ、大きてマイナーな個体を「ゴイシ」と最初に命名してしまったため、ニセを残さざるをなかったんだろうな。

まあ話題に上げられる機会が多いという事は、このウツボは結構全国的に多く生息する種何だと思われる。

2m近くまで成長するようだ。

ゴマサバ

gomasaba.jpg 標準和名:ゴマサバ学名:Scomber australasicus Cuvier,1831
属:スズキ目サバ科サバ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:宮崎市
撮影日:2010年9月
写真の魚のサイズ:約30Cm

特徴など:
体側下部に小さな黒色斑が散在していることが特徴的なのだが、これは釣れたてだと出てない事もあり難しい。掲載の魚の写真もそうだが、尾鰭がマサバよりも黒ずみ、第1背鰭棘が11~12本(マサバは9~10本)であることも判断材料になるようだ。でも何となくだけどゴマはゴマと言う感じがある。

ある時期、宮崎ではサバの姿がめっきり減って、とりあえずこのゴマサバだけは沖で釣れていたんだけど、マサバに比べて味が落ちると言われ、外道の中でも邪魔者扱いだった。だけど、最近名物になっている屋久島あたりの首折れサバというのはゴマサバだ。一度食した事があるけどかなり美味だった。

50Cmほどに成長するようだが、マサバ同様に大きい方が味も良いと思われる。ちなみにマサバより油脂が少ないようだが安定した食味であり、夏場に味が落ちるマサバに対して、その安定感から時期によっては高値取引されるそうだ。

2010年11月 5日

ハナミノカサゴ

hanamino.jpg 標準和名:ハナミノカサゴ
学名:Pterois volitans (Linnaeus,1758 )
属:カサゴ目フサカサガゴ科ミノサカゴ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:日南市大島
撮影日:2010年11月
写真の魚のサイズ:25Cm程度

特徴など:
水中写真ではその鮮やかで派手な姿が特徴的なこの魚は、普段は潮も動かないような内湾にて、底や壁にへばり付くように鰭を広げてゆっくりと動く。広げているのは威嚇なんだろうか?詳しいことは別にして、とにかく四六時中広げている。

この魚の棘には毒があると聞く。だから捕えてもちょっと触るには緊張がある。全体が鰭のような魚なので何処を握ったらよいのか判らない。

とにかく、いつか捕えたいと思っていたこの魚を、やっと格闘の末つかまえた。
約3mほどの水底に3匹のこの魚の姿を見かけた。11月にもなると宮崎の海も随分と透明度が高くなり、いままで見えなかった底の様子がよく判る。
タモを近づけるとゆっくりだが、避けるように逃げていく。網も素早い動きは難しいので、なかなか入れる事ができないのだが、その1匹がなぜか、フワッと水面に浮いてきた。ゆっくりと魚体の下に網を入れ、サッと掬い確保完了。何年も前からこの場で姿を見て、いずれ捕えたいと思っていた魚だ。

ところが・・・

写真を写して逃してやりたかったんだけど、なんとデジタルカメラを忘れていた。
しかたがないので自宅に持ち帰る。当然死んでしまうのだが、それでも上記のような姿は残せた。
聞けば、この魚はかなり美味らしい。刺身でも良いようだ。今現在は、まだ冷凍室で眠っている。

2010年11月 1日

トカゲゴチ

tokagezenmen.jpg<標準和名:トカゲゴチ
学名:Inegocia japonica (Tilesius,1812 )
属:カサゴ目コチ科トカゲゴチ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:日南市大島
撮影日:2009年11月
写真の魚のサイズ:25Cm程度

特徴など:
昔から何度か見ている魚なのに、このサイトでの登録はしてなかった。写真を写す機会がなかったから。
見かけるのは、割と普通に釣り人が集まっている防波堤で、底は泥or砂という地帯ではなかろうか?とにかく投げ釣りでは割と見る。思いっきり砂地では見ないので、泥混じりという場所なのかも知れない。

ある日、魚類にとても詳しい知人と一緒に日南市の防波堤に行って、この魚を釣り上げた地元らしき若者に、「多分トカゲゴチ」ですね。と言うと、何?って顔して、「なんいうちょっとや!メゴチやが」※何言ってるんだ!メゴチだよ・・・
確かにメゴチと言う魚も居て、割と似ているようだが、この場合のメゴチというのは、この手の形の魚の総称で、特にキス釣りで釣れる「ネズミゴチ」が一般的にメゴチと呼ばれる。
時に標準和名でしっかりと魚名を伝えようとすると、このような反発があるのだが、魚類分類では著名なその知人も、このような抵抗には成す術なし。反論する気分にもならないのである。

その名の通りトカゲっぽい顔立ちだ。食べても美味しいよう。あまり大きくなる種ではなようで25Cm程度がスタンダード。
tokagegochi.jpg

2010年10月29日

ツノハタタテダイ

minamihatatate.jpg 標準和名:ツノハタタテダイ
学名:Heniochus varius (Cuvier,1829 )
属:スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:日南市大島
撮影日:2009年11月
写真の魚のサイズ:10Cm程度

特徴など:
ハタタテダイというと、標準和名「ハタタテダイ」と「ムレハタタテダイ」が一般的な感じで、いずれも簡単には釣れないけど、海を覗くとその独特な容姿が目立つのですぐに判る。判ると言っても上記の2種のいずれなのかは難しい。
だけど、その名の通り数匹の群れであれば「ムレハタタテダイ」なのだろうと思っている。
日本産ハタタテダイ属の魚は6種あるようだ。
「ハタタテダイ」「ムレハタタテダイ」以外には、写真の「ツノハタタテダイ」と「オニハタタテダイ」「ミナミハタタテダイ」「シマハタタテダイ」

写真の魚は「ミナミ・・・」ではないかという意見もあったが、その意見は現場での話で、文献と照らし合わせた訳でもなく、山渓の「日本の海水魚」にそっくりの写真があり結論付けた。

和歌山県以南に生息していて比較的珍しいと思われる。

2010年10月26日

バラフエダイ

barahuedai.jpg

標準和名:バラフエダイ
学名:Lutjanus bohar (Forsskål,1775 )
属:スズキ目フエダイ科フエダイ属
宮崎地方名:?

撮影者:あらら
撮影場所:日南市大島
撮影日:2009年11月
写真の魚のサイズ:10Cm程度

微妙な水中写真だが、バラフエダイの幼魚というか若魚と言うべきか迷うサイズの魚だ。
この魚はスズメダイの仲間だと思いながら撮影したのだが、同行していた魚類学を学ぶ学生の面々に「バラフエダイですよ!」と、微妙に得意げに言われる。常識だよという雰囲気も伝わってくるのだが、それほど知られた話なのか?いや彼らだけの常識に違いない。
写真を見て明らかにこの魚だという特徴もある。背鰭~尾鰭の間の体の上部に2つの白斑点がある。写真では奥の斑点がはっきりと判るが、手前にも確かにあるようだ。

その話とは、この魚は小さい時に擬態しているらしい。つまり私の勘違い・・・そのものだけど、なんとスズメダイに擬態しているそうだ。
そして安心させて小魚に近寄って、ガツンと食べる。肉食魚である。

サイズは約7Kgに達するようで、長寸だと60~70Cm程度だろうか?日本の生息地は南日本以南ということだ。つまり宮崎・鹿児島から南?

食味としては微妙らしく、大型になるとシガテラ毒を持つ事があるので注意が必要なようだ。

2010年10月20日

マルクチヒメジ

marukuti1.jpg 標準和名:マルクチヒメジ
学名:Parupeneus cyclostomus (Lacepède,1801 )
属:スズキ目ヒメジ科ウミヒゴイ属
宮崎地方名:?

写真の魚は石垣島で釣って撮影したもので、宮崎には恐らく居ないのだろうと思っていたが、WEB魚図鑑を眺めていて、このサイトでも写真提供等でお世話になるH.Tanaka氏の投稿写真を見つけた。つまり宮崎でも生息しているとの判断にて紹介することにする。

ちなみに「WEB魚図鑑の宮崎のマルクチヒメジ」はこちらより。

奄美大島以南であれば普通に出会える魚のようで、WEB魚図鑑への投稿も南が多い。

特徴をWEB魚図鑑から引用させて頂くと・・・
第2背鰭直後から尾柄部にかけて黄色い鞘状の斑紋があることが特徴だが、成長すると不明瞭になる。髭は著しく長く、鰓蓋後端に達することも特徴。体色は全身が黄色のものから、灰色、黒色、紫色、赤茶色など極めて変異に富む。

という魚だ。割と大きく私が釣ったものも30Cmを超える。
そしてその食味だが、魚料理店に持ち込んで、刺身にて頂いた。石垣島だと「シロダイ」がとても美味として重宝されるが、なかなかどうして、この魚も食べ比べて遜色ない美味さだった。ヒメジ科の魚は微妙に感じていたので意外。